昨日、『「AutoCAD ワクテク集 2012年2月版」 に書いた技術情報のいくつかをブログに載せようと思っている』 と言っていましたが、さっそく最初のひとつを紹介したいと思います。
今日は、『Oスナップのオン/オフなどの設定を一時的に切り替える(一時優先キー)』 です。
「AutoCAD ワクテク集 2012年2月版」 と同じようにしてみたので、いつもとちょっと違って動画は下の [YouTube] のマークにリンクしてます。
AutoCAD を使っているときに、キーボード入力すると AutoCAD の動きが変わるのを知っていますか?
例えば基本的なものとしては、[F8] キーを押すと直行モードの オン/オフ を切り替えたりできるというものです。
それ以外にも、[Shift] キーを押している間は直行モードの設定が変わる(オンのときは一時的にオフになる/オフのときは一時的にオンになる)という動きをしたりもします。
[Shift] + [A] を押している間はOスナップのオン/オフが切り替わるといった動きもします。
例えば、通常はOスナップをオンにして使っているけど、時々オフにして使いたいといったときがありますよね。
そんなときは、オフにしたいときだけ [Shift] + [A] を押しながら操作を行うと、その間だけオフになります。(例えば、MLEADER[マルチ引出線] コマンドを実行して、引出線の矢印の位置を指定したあとに、引出参照線の位置を指定指定するときに [Shift] + [A] を押していると、その時だけOスナップをオフにできるなど)
その他にもいくつかの設定がされています。
それが、CUI の「一時優先キー」という機能です。
「一時優先キー」というのは何のことかよくわからない言葉かもしれませんが、便利な機能なんですよ。
設定は、CUI[ユーザ インタフェースをカスタマイズ] コマンドを実行すると表示される [ユーザ インタフェースをカスタマイズ] ダイアログの [キーボード ショートカット] - [一時優先キー] のところにあります。
[Shift] + [A] を押している間はOスナップのオン/オフが切り替わるといった動きもします。
返信削除これはどのバージョンからの事でしょうか?
こんにちは。
削除どのバージョンからかは定かではないですが、私が持っている一番古いものは AutoCAD 2007 なのですが、AutoCAD 2007 でもこれと同じ動きになっています。
それ以前のバージョンに関しては確認できないのですが、2006 から CUI コマンドが使えるようになったと思うので、2006 からかもしれないです。