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2011年2月9日水曜日

他の操作を取り消さずに、直前に消したオブジェクトを元に戻す(AutoCAD 2011)


今日は、先日のメルマガで紹介した OOPS[オブジェクト復活] コマンドについてです。
最後に動画もつけました。


OOPS[オブジェクト復活] コマンドって知ってます?


直訳すると、「おっと」っていう変わった名前のコマンドですね。


私は、むかーし、どのバージョンだったか覚えてませんが、ブロックを作成すると必ずブロックにしたオブジェクトが削除されていた頃、OOPS コマンドを使って削除されたオブジェクトを戻していたような記憶があります。(UNDO だと、せっかく登録したブロックがなっくなっちゃうので。)


ブロックにしたオブジェクトがブロックに変換されるようになってからは、全然使ってませんでした。


で、いつの間にか忘れてました。
UNDO と同じじゃなかったけっていうようにも思ってしまってました。


久しぶりに使ってみたのですが、これって結構便利なことがありますね。


UNDO との違いは、「オブジェクトを消した」ということだけを戻してっくれるということです。


例えば、何かオブジェクトを消して、その後に画層を変えたり新しいオブジェクトを描いたりした後に、「あっ、さっき消したオブジェクト、やっぱり消さないほうがよかった」ってときに、OOPS コマンドを使えば、消されたオブジェクトが戻って来ます。


UNDO だと、画層を変えたり新しいオブジェクトを描いたりしたことも元に戻
した後じゃないと、その消されたオブジェクトは戻ってこないですよね。


ただし、いくつか注意点があります。


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OOPS は、一回分しか覚えてないです。
なので、何回かに分けて消してしまったものは、最後に消したものしか戻すことができないです。


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ブロックを作った後に OOPS を実行するときは注意が必要です。

例えば、こんな手順です。

1. 線分を一本描きます。
2. 円を 2 つ描きます。
3. 手順 1 で描いた線分を削除します。
4. 手順 2 で描いた 2 つの円をブロックとして登録します。(このとき、[ブロック定義]ダイアログで「ブロックに変換」にチェック)


このとき、2 つの円がブロックになって画面に表示されていますよね。


5. OOPS コマンドを実行します。


そうすると、手順 3 で消した線分が戻ってくるかなって思いますよね。
でも、実際は、手順 2 で描いた 2 つの円が戻って来ます。(ブロックと重なっているので、「あれっ?何の変化もないな」ってそれに気づかないんじゃないかと思います。)


何故こうなるかっていうと、手順 4 でブロックを登録したときに、AutoCAD が裏で 2 つの円を削除した後にブロックを挿入してるからです。


なので、最後に削除された 2 つの円が戻ってくるってことになります。


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オブジェクトがあった画層を削除してしまってたら、そのオブジェクトを戻すことはできません。(勝手に画層も作っててくれるってことにはならないんです。)


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オブジェクトを描いて、UNDO で取り消すと、OOPS コマンドを実行しても取り消されたオブジェクトは戻ってきません。


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ということで、「おっと、ちょっと前に消したオブジェクトやっぱりいるな」って時には UNDO で全部の操作を戻すんじゃなくて、OOPS コマンドでオブジェクトを削除した操作だけ戻してみてください。

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